旬のものを、長く美味しく。「暦の手仕事」

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忙しい日々を送っていると、いつの間にか季節が移り変わっていて、何となく残念なような、焦るような気持ちになることがあります。

昨年、勤めていた会社を退職した私の目標のひとつが、「これから1年間は季節を楽しむ」でした。なるべく、その季節にしか見られない景色を見に出かけて写真を撮ったり、食事も、旬のものを食べるようにしたり。

そんな中、中川たまさん著「暦の手仕事」という料理本を購入しました。

中川たま著「暦の手仕事」

サブタイトルは「季節を慈しむ保存食と暮らし方」。レシピ本というよりも料理に関するエッセイ集といった感じ。レシピは巻末にまとめられていて、短い文章で書かれています。

なので、料理経験がある人が読んだほうが良いかな。詳しい説明書きはありません。だからこそ大体の流れを掴んで簡単に作れるレシピが多いです。ときどき、ちょっとしたアレンジ方法やアイデアなどが添えられていて、楽しく読むことができます。

この春は、この本に掲載されているいちごジャムといちごシロップを作ってみました。

いちごジャムといちごシロップ

ジャム用の小粒ないちごが安かったので、ついつい作りすぎてしまい。いま実家に身を寄せているので、ジャムは家族も食べてくれましたが、いちごシロップは少し残して傷んでしまいました。分量、気をつけたい。

いちごジャム

ジャムを手作りすると、果肉の状態や甘さを自分好みに調整できるのが良いですね。

いちごジャムのレシピに「ジャムを煮詰めるときに出るアクを牛乳で割ると美味しい」って書かれていたので、試してみました。結構アクが出るんです。色が濃くて綺麗。

ジャムのアクの牛乳割り

とっても美味しかった!また飲みたいけど、次の春までおあずけ。

くるみ入りのイングリッシュ・マフィンに、バターとジャムを添えて

ある日の朝ごはん。これはくるみ入りのイングリッシュ・マフィンに、バターとジャムを添えました。くるみの素朴な風味とジャムのフレッシュな甘さがマッチします。しばらくは毎朝これを食べるのが楽しみで、早起きできました 🙂

これから食べ物が傷みやすい季節に入りますが、保存食ならある程度安心して置いておけるので便利です。

次は何を作ろうかな。

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